山いちばのドローン活用に関する取り組みが、2018年1月19日付の京都新聞朝刊経済欄記事に掲載されました。
山いちばが登場するのは、11面の地元経済欄「ドローンビジネス拡大中 京の企業データ収集に活用」という記事で、農林業のドローン活用事例として記事内で紹介されています。
京都新聞の記事で山いちばが取り上げられたのは今回で2度目となります。山いちばがドローンを活用して山林の調査や、お客様への情報提供を行っていることを知ってもらうよいきっかけになりました。
前回紹介記事 株式会社山いちば 2017年8月30日京都新聞経済面に掲載
京都新聞記事「ドローンビジネス拡大中 京の企業データ収集に活用」
2018年1月19日の京都新聞記事「ドローンビジネス拡大中 京の企業データ収集に活用」では、風力発電所の建設計画地でドローンを使い、風速や風向を計測するサービスが紹介されています。
この風力発電向けサービスは、京都市でドローンの販売や関連サービスを手がけるワールドリンク&カンパニーが開発したもので、数千万円の費用がかかると言われる風況計測が、ドローンを使うと100万円~で提供できるそうです。
また、農林業でのドローン活用事例も紹介され、その中の一社として山いちばが登場します。
山いちばのドローン活用に関する取り組みは、記事内で以下のように紹介されています。
木材を搬出するための資材を山林に運ぶのに、大型ドローンを使う構想もある。
ドローン映像を用いた山林物件案内
山いちばでは、実際にドローンで撮影した山林を物件案内としてyoutubeで公開しています。上空から撮影すると、山に生えている木の本数や種類が一目瞭然です。
fullHDで見ると、木の枝まではっきりわかるので、「設定(歯車マーク)」から画質を1080pに変更してご覧ください。
撮影した物件はこちらの山林です。同じ山林でも地面から撮影するとこんな感じになります。見比べるとよくわかりますが、上空から撮影すると、山に生えている木の本数や種類が一目瞭然ですね。
参考記事 山林物件情報 No.012 兵庫県たつの市新宮町 | 山いちば
他の物件でも山林物件案内のyoutube動画を入れています。今のところドローン映像を入れているのは半分ほどですが、ゆくゆくはすべての物件に案内映像を付ける予定です。
参考記事 山林売買 仲介情報一覧 | 山いちば
山林におけるドローン活用の可能性
山いちばでは、今のところドローンを山林物件案内用の撮影や山林調査に使っていますが、他の用途として山林資源調査や物資運搬にも用いることで、現場業務の改善や大幅なコスト削減、低労力化といったことが可能になります。
山の現場では、険しい山を何度も往復して資材を運搬しないといけませんが、10キロ~20キロ程度の荷物を運べる大型ドローンがあれば、時間や労力を大きく削減することができます。
また、林業の現場では高齢化が進むとともに、危険を伴う業務が多いため、労災発生率が高いという問題がありました。このような状況を変えるため、ドローンを活用して女性や若者にどんどん山で働いてもらえるようにしたいですね。
DJI Phantomは優秀なドローン
山いちばで空撮用に導入した「DJI PHANTOM」は、使ってみるとその性能や出来栄えに驚くばかりです。
全くの初心者でも扱える操作性や、安定したホバリング、そして5方向の障害物センサーによる衝突回避で安全に飛行可能です。また、ドローンが遠くまで飛んでいくと、芥子粒のようにしか見えないので少し不安になりますが、離れていてもモニタで周囲の状況を見ながら操作できます。
ジンバルによるブレの少ない4K映像も美しく、コントローラーとタブレットとの接続、ドローン管理を行うDJI GOアプリなど、全てにおいて高い完成度を誇ります。
山いちばでは、ドローン用バッテリーを2本追加で購入して、充電したバッテリーを順に交換しながら長時間運用ができるようにしています。
DJIは深セン(深圳市)に拠点を置く中国のメーカーですが、ドローン(マルチコプター)の世界シェアは何と7割で、今のところほぼ一強と言っても過言ではないでしょう。
実際にDJIのドローンを使ってみると、それだけのシェアを占める理由がよくわかります。早くPHANTOMを使いこなせるようになって、今回の記事に恥じないほどのドローン活用事例を作っていきたいですね。
最後に、取材していただいた記者の高野様には御礼申し上げます。
山いちばの会社設立時(2017年8月)も京都新聞に大きな紹介記事を掲載していただいたおかげで、かなり問い合わせが入り、幸先の良いスタートを切ることができました。